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ビデオ講座「撮影と編集のコツ」

見せたいこと、聞かせたいこと、伝えたいこと……それを撮影できても、
なかなか短時間で作品にするのは難しいですね。
それでも、「編集」の先のゴールが見えれば
ちょっとだけ度胸を据えれば、ホントは意外と簡単なものなのです!
この講座では、短時間に作品を作る私なりの工夫と心構えをお見せします。

● ご案内
 イベント:NATミーティング「ビデオの撮影と編集のコツ」
 日 時:平成22年(2010)7月20日(火曜日)
     午後7時30分より9時頃
 場 所:ウイング・ウイング高岡 502号室にて
 参加費:無料
 お 話:伊藤 博(高岡を記録する会)
 主 催:NAT(ネットワークアシストたかおか

※ 上記のイベント無事終了しました。ビデオ講座の講師は初体験なのでずいぶん戸惑いました。しかし主催のNATで今回担当していただいた会長の能登和敏氏には常に前向きの姿勢で後押しいただきました。会長をはじめ応援いただいた皆さんに感謝申し上げます。

今回の私の任務について

NATの担当者から与えられた任務のうち2点は次のような内容でした。
○ イベントを撮影したビデオをYouTubeにアップロードしたい、
 見やすい作品づくりはどうすれば?
○ 子どもの成長記録を両親や遠くの親戚にも見せてあげたい、
 簡単で面白い作品づくりはどうすれば?
なかなか難問揃いです。できるだけ事例を使って解説したいと思っています。
その他、今時のビデオカメラ事情、その見方使い方、ブルーレイレコーダーの活用法
などの話もまじえて進めたいと思っています。

教材その1:里山交流イベント「薪割り・藍染め体験と流しそうめん」のビデオ製作

平成22年(2010)7月11日(日)里山交流センター主催で行われたイベントを撮影し、どうしたらサッサと編集し仕上げるか検討しました。ところが、集まった個性的な参加者に目を奪われ、ついつい(やってはいけない)長時間撮影(約1時間)で実は今編集に四苦八苦しています。
今回はその反省点を踏まえ、こうしたイベントの撮影方法と冒頭開会式シーンの編集作業を振り返ります。

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なお、この撮影で使用する機材については以下の条件で行いました。

  1. カメラはハイビジョン仕様のホームビデオカメラ(ソニー HDR-CX550V)1台とする
  2. 基本的に手持ち撮影のみとし、三脚は極力使用しない(1カットのみ使用しました)
  3. 別立てのマイクロフォンを使用しない(今回は内蔵マイクのみでステレオ録音しました)
  4. 一人だけで撮影する

教材その2:弥栄節と"ものづくり"プレゼンテーションビデオ

656_3722-001346;29.jpg    たまたま写った弥栄節の流し踊りを撮影中の筆者(矢印の先で光るカメラ)

平成22年(2010)7月10日(土)ふれあい福祉センターで開催の「平成23年度実施協働事業公開審査会」で、金屋町まちづくり協議会(担当:般若陽子氏)による、事業「金屋町開町400年記念全国ものづくりサミット」のプレゼンテーション(持ち時間10分間)が行われました。そこでの上映用として、同年の御印祭で撮影した弥栄節を中心とする2〜3分程度のビデオ製作、それが私たちに与えられた実質編集日数2日間の任務でした。
完成映像は3分24秒。依頼の3分を超えてしまいましたが、多少は効果があったのじゃないかと思っています。(審査)結果が吉と出ますように!!
この映像の撮影・録音・編集についても扱ってみたいと思います。

教材その3:(想定製作)祖父母に贈るわが子のビデオ

子どもの成長を記録しそれをDVDにして離れた祖父母や親戚に贈る。見てくれた方からお礼の電話、あわよくば……。
面白いシーン、優しいシーン、しっとりするシーン、考えさせられるシーン、どこを撮っても絵になる子どもたち。ただただ上手(じょうず)にまとめさえすれば。
手間をかけずにほどほどの時間でやり遂げたい!

使用するカメラについて

私がハイビジョン(HD)の業務用カメラで業務を再開したのは昨年(2009年)の夏でした。ただ1台のカメラだけでは不安なため、今年初めに ソニーのHDR-CX550V というホームビデオカメラを購入しました。買ったままでも とてもワイドに撮影できるレンズと優れた手振れ補正機能にビックリしてしまう結構使えるカメラです。皆さんがこれからハイビジョンに挑戦する際にはきっとモデルとなる機種の一つでしょう。
このカメラもそうですが、一般向けのハイビジョンビデオカメラにはAVCHD(エーブイシーエッチディー)と呼ばれる規格が採用されています。問題なのはこの規格、編集するパソコンに大きなPowerを要求することです。とはいってもさまざまな改善がなされつつあり近いうちに手軽に編集できるようになる模様。ただし今は過渡期であることをお伝えしておきます。